みなさん、こんにちは!今回は角を尖らせる方法について解説します。下の4つの星を見てください。普通に設定すると、左3つの星のどれかのような角になります。ですが、少し調整すると一番右のような、とげとげの角にできます。このやり方と仕組みをこの記事で解説します。
角の形状の設定方法
図形(シェイプ)の境界線の角の形状はどこで設定できるのでしょうか?境界線パネルを開いてください。結合というのがありますね。これが角の形状の設定です。左のボタンから順に、[ラウンド結合][ベベル結合][マイター結合]です。3つのボタンの右にあるマイター1.5というのは[マイター結合]に関係する値です。
- [ラウンド結合]を押すと丸角になります(冒頭の一番左の星)。
- [ベベル結合]を押すと平らな角になります(冒頭の左から2番目の星)。
- [マイター結合]を押すと平らな角と尖った角が混在します(冒頭の左から3番目の星)。
ボタンを押す前にちゃんと図形を選択してください!選択状態でなければ角は変化しません!
マイター結合で角を尖らせる
[マイター結合]の場合は、冒頭の左から3番目の星のように、角度の小さい角は平らになり、角度の大きな角は尖ったままという状態になります。この「平ら」か「尖ったまま」かのさかい目を決めるのがマイターという値です。(なお、平らな角というのは実はベベル結合です。)
以下の例では1.5という値が設定されています。この値だと星の中心から遠い5つの鋭い角は平らになり、中心近くの内向きの5つのゆるい角は尖ったままということになります。
試しにマイターに5を入れてみてください。すると、どうでしょうか?以下のように、星の中心から遠い5つの鋭い角が平らでなくなりました。要するにとげとげの星になりました。
マイターの仕組み
2章の結果を一言で言うと、『マイターの値を境目として、それより鋭い角だけが平になる。』と言うことです。
乱暴な言い方をすれば、マイターというのは角度なんです。ですが、大きいマイターは小さい角度を意味します。小さいマイターは大きい角度を意味します。要するに、直感とは逆なんです。マイターと角度θの関係は以下の数式で表されます。
直感とは逆なのでわかりづらくて使いにくいので、以下の表とグラフを参考にしてください。
マイターと角度の関係
マイターと角度の関係の数式を使って計算した具体的な値が以下の表です。30度はマイター3.864です。45度はマイター2.613です。例えばマイターを2.613に設定すると、45度より狭い角だけが平らになります。要するに、45度の角度を境目にしたければ、2.613を設定すればよいということです。全ての角を尖らせたければ、マイターを30などの大きな値にすればよいということです。
先ほどの表をグラフ化したものが以下です。

まとめ
マイターは境目の角度を意味し、その角度より小さい角だけを平らする仕組みがわかりました。今ならば、マイター1.5の星の図形において、平らな角と尖った角が混在している理由を理解できるはずです。
90度のマイターは1.414です(3章の表を参照)。30度のマイターは3.864です(3章の表を参照)。ゆえに、その間の値である1.5は90度と30度を明確に区別できるということです。よって、5つの外側の角は30度なので平らになり、5つの内向きの角は90度以上なので平らにならないといことなんですね。
おわりに
マイターもわかってしまえば簡単ですね。今日からあなたもトゲトゲの図形を作成できますね!ぜひ今回の方法をご活用いただければと思います。

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